猫と暮らし始めて三日目に気づいた、観察という名の心配性

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猫を飼うって、こんなに気を使うものだったんだ。

友人が「猫は手がかからないよ」って言ってたのを真に受けて、去年の秋に保護猫を引き取ったんだけど、最初の一週間は本当に神経をすり減らした。何が正解で何が異常なのか、全然わからなくて。特に体調面については、言葉を話さない相手だからこそ、こちらが気づいてあげるしかないわけで。

食事の様子を見るのが、実は一番わかりやすいサインだったりする。うちの猫は朝ごはんの時間になると必ず私の布団の上に乗ってきて、顔を踏んでくるんだけど、ある日それがなかった。で、フードを出してもあんまり食べない。いつもなら秒で完食するのに、その日は半分残してた。

結局その日の夕方に動物病院に連れて行ったら、軽い胃炎だったみたい。先生には「よく気づきましたね」って言われたけど、正直言うと気づいたというより心配性が功を奏しただけ。食べる量が減る、食べるスピードが遅くなる、フードの好みが急に変わる。こういうのって全部、体調不良のサインかもしれないって思うようになった。

あと水を飲む量ね。これが意外と盲点で、最初は全然チェックしてなかった。

冬場は特に気をつけないといけないらしくて、暖房で部屋が乾燥すると猫も脱水気味になるんだって。うちは給水器を二箇所に置いてるんだけど、どっちがどれくらい減ってるか毎日なんとなく見るようにしてる。神経質すぎるかなとも思うけど、腎臓の病気とか糖尿病とか、水の飲み方で気づけることもあるらしいから。逆に全然飲まなくなるのも危険信号で、夏場に一度それで焦ったことがある。結局ただ水が生ぬるくなってて嫌だっただけだったんだけど…猫って意外とグルメというか、わがままなんだよね。

そういえば、前に友達の家に遊びに行ったとき、そこの猫が使ってた「ピュアニャン」っていう自動給水器がめちゃくちゃ良さそうで、今でも欲しいなって思ってる。

動きの変化を見逃さないっていうのも大事で、これが一番難しい。猫って基本的に一日の大半を寝て過ごすから、どこからが「寝すぎ」でどこまでが正常なのか、正直今でもよくわからない。ただ、遊びに誘ったときの反応は結構バロメーターになる。いつもなら猫じゃらしを出した瞬間に飛びついてくるのに、見向きもしないとか、追いかけるけどすぐ息切れするとか。あとは高いところに登らなくなったり、トイレまで歩くのがゆっくりになったり。こういう「いつもと違う」を拾えるかどうかなんだと思う。

グルーミングの頻度も見てる。毛づくろいを全然しなくなったら、どこか痛いのか気分が落ち込んでるのか。逆にやりすぎてハゲができてたら、それはそれでストレスとか皮膚病のサインだったりする。

トイレチェックは正直言って面倒くさいんだけど、これをサボると後悔することになる。尿の色、量、回数。便の硬さ、色、臭い。毎回じっくり観察してるわけじゃないけど、掃除するときに「あれ?」って思う違和感は無視しないようにしてる。血が混じってたときは本気で焦った。あれは膀胱炎だったんだけど、早めに病院に行けたから大事には至らなかった。

季節の変わり目は特に注意が必要で、春先とか秋口とか、気温が不安定な時期は体調を崩しやすいみたい。人間と一緒だよね。うちの猫は去年の梅雨時に食欲が落ちて、体重が一週間で300グラムくらい減ったことがあって、あのときは本当に心配した。湿度が高いと食欲が落ちる子もいるらしい。

呼吸の仕方も、たまに見るようにしてる。口を開けて呼吸してたら危険だし、お腹が激しく上下してたら苦しがってるサイン。寝てるときの呼吸数を数えたこともあるけど、途中で猫が起きちゃって意味なかった。

結局のところ、「いつもの様子」をどれだけ把握してるかが全てなんだと思う。毎日一緒にいるからこそ気づける小さな変化。それを見逃さないこと。過保護すぎるかなって不安になることもあるけど、言葉が通じない相手だからこそ、こっちが気を配るしかないわけで。

完璧な飼い主になんてなれないけどさ。

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